整理術を極めたい(1)
※ご注意。
あくまで「極めたい」という願望の記事なので、どうしたら極められるかは記載されていません。
私が試行錯誤する様を眺めてやってもいい、という殊勝な方だけお読みください。
発端
「整理ってなんだ」
そう思い至ったのは、仕事について誰かに相談するたびに、毎回「まずは頭の中を整理したら?」と指摘されていることに気づいたからでした。
整理できねーから相談してんだろ!!!!
と憤ってましたが、私の周りには私のまとまらない話にじっくり付き合ってくれるほど暇な人はいないということが分かったので、諦めて自分で整理することにしました。
ファーストアクション(「書き出す」)
思考整理と言えばまずは「書き出す」ことからだろう。
そう考えて、まずは普段から使っているTrelloに自分が抱えているタスクを書き出してみました。
が、なんとなくしっくりきません。
タスクを洗い出したはいいが、優先順位がつけられないんです。
気づくと人からの頼まれごと(レビューとか)ばかり先に着手して、
自分が困っていることの根本原因に切り込むことができません。モヤモヤ
部屋の片づけなんかも苦手
このモヤモヤにはすごく覚えがありました。
部屋の片づけをしようとして途方に暮れている状態と似ています。
ちなみに、私は部屋の片づけが子供のころから大嫌いです。
上記の通りどうしたらいいかわからずに(@q@)って感じになるからです。
でも、もしかして、部屋の整理ができないやつは思考の整理もできないのかも…?
セカンドアクション(本を読む)
自力では無理!
ということを理解して、次は本に頼ることにしました。
図書館で整理術の本やら辞書やら読み漁って(嘘。10冊くらい流し読みして)、「整理」とは何か、真理を求めました。
結果、自分の中ではこんな定義を見つけられました。
「整理」とは、何かの基準、目的をもって、多数の物事を仕分けたり、並べ替えたり、不要なものを処分すること。
「整理」の対象は、下記のように多岐にわたる。
- 思考
- 感情
- タスク
- スケジュール
- 人間関係・身辺
- 部屋・空間
- 人員
- 交通
そしてこの定義でいくと、私は「基準」「目的」がブレているなということに気づきました。
ブレているから、優先順位がつけられなかったんです。
また、私の頭の中には「思考」だけでなく、「感情」「タスク」「スケジュール」「人間関係」もごちゃごちゃになって詰まっているなと感じました。
ネクストアクション(本に沿って実践してみる)
ここまでわかったところで、図書館から「佐藤可士和の超整理術」という本を借りて帰ってきました。
この本を選んだ理由の1つは、まえがきに
「どうせやるなら、楽しくやりたい」
と著者の考え方が記されていたからです。
これは、このブログの「楽しく生きる」と似ているので、なんかいいなと思いました。
2つ目は、「思考」「情報」「タスク」の整理だけではなく、「空間」の整理も扱っている本だったからです。
部屋の片づけも苦手な私にはピッタリだと思いました。
しばらくの間、この本を実践してみて、次回はその振り返りを投稿することとします。
佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫) | 佐藤 可士和 | 実践経営・リーダーシップ | Kindleストア | Amazon
月250時間勤務のふりかえり(どうしたら高稼働を乗り越えられるか?)
2022年2月度に250時間勤務(100時間残業)を達成したので、
個人的な記録としてそのふりかえりをしたいと思います。
(ちなみに職業はSEです)
目的
次にまた稼働が上がったときの対処法を持っておくため。
そうなってほしくはないですが、可能性が高そうなので落ち着いている間に考えておきたいと思いました。
結論(対処法)
先に結論だけ示します。
- 自分がなげやりになっていることを自覚する
- できれば早めに出社する
- ↑のためにシャワーは夜のうちに浴びる
稼働が高くないときはどう過ごしていたか
もともと自分が仕事以外の時間をどう使っていたかです。
IT技術の勉強とダイエットが中心でした。
平日
休日
- IT技術系の勉強会に参加する(オンライン)
- ボクシングジムに行く
(※)については、通勤時間にやっていました。
稼働が高くなってどうなったか
平日
休日
- IT技術系の勉強会に参加する(オンライン)
ボクシングジムに行く
ほぼ全滅。
いきなり全部できなくなったわけではなく、ちょっとずつできることが減っていき、
通勤時間は最終的に寝るかTwitterを眺めることしかできませんでした。
勉強会だけは事前に予約していたのでなんとか参加しました。
平日の1日のスケジュールは、
朝ギリギリまで寝て、15分でシャワー、仕事から帰ったらヘッドにダイブという感じです。
そして休日はひたすら寝る。
(すぐ寝れるタイプなので不眠にはなりませんでした)
なぜ勉強やダイエットに取り組めなくなったか?
まず、本は読めなかったです。
疲れのせいか、文章が頭に入ってこなくなりました。
これは対処のしようがないかなと思います。
しかし、ポッドキャストをきいたりアプリで簡単な問題を解いたりするくらいはできたはずです。
時間は確実に確保できる通勤電車の中です。
一駅歩くなんて、何も考えずにできます。
それでもできなかったのは、自分自身がなげやりにいなっていたからだと感じています。
大事だと思っている時間をわざと放棄することで、自分自身に八つ当たりしていました。
また、自己肯定感も下がっていたと思います。
ギリギリに出社したり、時には遅刻していたので、毎朝「自分はなんてダメなやつなんだ…」という気持ちでいっぱいでした。
同じ状態になったらどう対処するか
- 自分がなげやりになっていることを自覚する
- できれば早めに出社する
- ↑のためにシャワーは夜のうちに浴びる
どうしてもなげやりになってしまう気持ちを抑えて、
自己肯定感を高く保てるようにする必要があると感じました。
極限状態でどこまでできるか分かりませんが、
今回、「自分がなげやりになっている」という事実に気づけただけでも一歩前進できたと思います。
AIZU ONLINE JUDGE:ALDS1_3_D Areas on the Cross-Section DiagramをJavaで解いた
問題
こちらの問題をJavaで解いた記録です
Areas on the Cross-Section Diagram
参考記事
解くにあたって、下記記事の解説を参考にさせていただきました。 ありがとうございます。
また、スタックの実装の仕方も知らなかったので、こちらの記事を参考にさせていただきました。 ありがとうございます。
提出コード
import java.util.Scanner; public class Main { //stack public static int[] stack1; public static int index1; //stack2 public static int[][] stack2; public static int index2; public static void main(String[] args) { //入力 Scanner sc = new Scanner(System.in); String inStr = sc.next(); //for文でまわすために配列に変換 char[] inChar = inStr.toCharArray(); //初期化 stack1 = new int[inStr.length()]; index1 = 0; stack2 = new int[inStr.length()][2]; index2 = 0; for(int i = 0; i < inStr.length(); i++) { switch(inChar[i]) { case '\\': //indexをStack1にpushして終わり pushStack1(i); break; case '/': //Stack1からindexを取り出す int pop1 = popStack1(); if(pop1 != -1) { //対応する'\\'があったらStack2からpopする int[] pop2 = popStack2(); if(pop2[0] == -1) { //Stack2が空だったら、 //今見つけた水たまりの情報をpushする pushStack2(pop1, i-pop1); } else if(pop1 >= pop2[0]) { //Stack2が空でない、 //かつ過去に見つけた水たまりと繋がっていなかったら //popした過去の水たまりの情報をそのままStack2に戻す pushStack2(pop2[0], pop2[1]); //今見つけた水たまりの情報をpushする pushStack2(pop1, i-pop1); } else { //Stack2が空でない、 //かつ過去に見つけた水たまりと繋がっていたら //過去の水たまりの合計用 int pastArea = 0; //水たまりが繋がらないところまでさかのぼる while(pop2[0] != -1) { if(pop1 >= pop2[0]) { //水たまりが繋がらないところまで行きついたら //何もしない break; } else { //繋がる水たまりを見つけたら //過去の水たまりの面積を合計する pastArea += pop2[1]; } //さらに水たまりの情報をさかのぼる pop2 = popStack2(); } if(pop2[0] != -1) { //繋がっていない水たまりの情報をそのままStack2に戻す pushStack2(pop2[0], pop2[1]); } //過去の水たまりの面積と今の水たまりの情報をマージしてpushする pushStack2(pop1, i-pop1+pastArea); } } //index==-1だったら何もしない(対応する'\\'がないから) break; } //'_'のときは何もしない } //出力 int sum = 0; int num = 0; for(int i = 0; i < index2; i++) { sum += stack2[i][1]; num++; } System.out.println(sum); System.out.print(num); for(int i = 0; i < index2; i++) { System.out.print(" " + stack2[i][1]); } System.out.println(); } public static void pushStack1(int index) { stack1[index1++] = index; } public static int popStack1() { if(index1 == 0) return -1; return stack1[--index1]; } public static void pushStack2(int index, int area) { stack2[index2][0] = index; stack2[index2][1] = area; index2++; } public static int[] popStack2() { if(index2 == 0) return new int[] {-1, -1}; return stack2[--index2]; } }
つまったところ
繋がっているはずの水たまりの面積が分かれて出力される
赤と緑の箇所が1つの水たまりとして"19"となってほしいのに、"5 14"と出力されていました。
これは、もともと書いていたソースでは60行目の繰り返しをしていなかったので、下記のようになっていたからでした。
20桁目まで読み込んだときのStack2
(17,4)
(12,5)
(8,1)
(5,2)
(0,4)
ここで次に21を読み込んだときに、Stackの一番上の(17,4)としか繋げていなかったので、
(17,14)
(12,5)
(8,1)
(5,2)
(0,4)
となってしまっていたからでした。
これだと繋がる水たまりが2つ以上ある可能性を考慮できていません。
なので、60行目を繰り返しにして、繋がる水たまりをすべて確認できるように修正しました。
以上!
独学したり休止したりした期間を振り返った記録
独学したり休止したりした期間を振り返った記録、です。
独学広場(独学大全のファンコミュニティ)向けの記事です。
独学大全の技法をサラっと話題に出しますが解説はしません。
独学し始めたころ(2020/12頃から)
以前からIT技術に関する技術書を読んだり、勉強会に参加したりしていたので、明確に2020/12から独学を始めたというわけのはないのですが、ログをたどれるので独学広場に書き込みし始めたこの頃からとします。
最初は資格試験(JavaGold)に向けた勉強を中心にやっていました。
ですが、独学がうまくいかず、「勉強しなきゃ!」と焦っているのに手をつけられない日々が続いていました。
(JavaGoldは挫折しました)
独学がうまくまわり始めた(2021/2~)
今思えば、好循環の最初のキッカケは習慣レバレッジの技法を取り入れたことでした。
独学広場のイベントで習慣レバレッジを取り上げたのですが、私はそのときにこんな書き込みをしました。
この取り組みが自分に合っていたようです。
イベントが完了したあとも続けていました。
そしてその後、独学広場に下記のような書き込みをしました。
このあたりから、「独学の時間を確保する」という考え方から、「スキマというスキマに独学の時間をねじ込む」という考え方に変わりました。
その後、どんどん仕事が忙しくなり、ひどい時は7:30~20:00で働いていたのですが、そのときも下記のような独学を続けていました。
- 通勤時、中国語のポッドキャストを聞く
- スマホのロック解除をするたびに中国語単語アプリで単語を1つ覚える
- 昼休みに技術書を読む or 自席のPCでSQLの問題を解く
- 帰りの電車でIT技術のポッドキャストを聞く or 技術書を読む
- 土日に勉強会に出る or 自分が主催する勉強会を開く
それでもあまり辛くなかったです。
むしろ、他にも独学を詰め込めるところを探していました。
心が折れた(6/11)
詳しくは書きませんが、仕事で納得がいかないことがあり、すべてがどうでもよくなってしまい、とばっちりで独学の意欲もゼロになりました。
独学休止宣言(6/26)
心が折れた日から独学量がガクっと減っていたのですが、ここでキッパリと休止することを宣言しました。
独学休止期間中(6/26~7/17)
宣言後は予定の勉強会以外はほとんど勉強しませんでした。(「ほとんど」といったのは、仕事でどうしても必要な本と技術書典で買った本は読んだから)
結果から言うと、メンタル面には何の変化もありませんでした。
宣言した時は「解放感に包まれる」or「焦燥感にかられる」のどちらかが起きるかと思っていたのですが、どちらも全くありませんでした。
前者が起きなかったのは、残業しつつも独学する日々が自分にとってそれほど負担になっていなかった、いい感じに習慣化できていたんだと受け止めています。
後者が起きなかったのは、自分があまり危機感をもって独学してなかった証拠かもしれません。(いいか悪いかはおいておいて)
しかしあまりに手ごたえがなさ過ぎてこのままだと休止解除するきっかけもなさそうなので、7/18に復帰することにしました。
【予告】7/18くらいに復帰したい
— yu-ki (@yu_ki_209186) 2021年7月5日
休止明け(7/18)
本日から休止明け。
やっぱり何の感慨もないです。
何から手をつけていいかわからず、とりあえず机の周りを片付けました。
おそらく、以前やっていたのとまったく同じ通りには独学できないと思います。
一時はそれで悩みましたが、独学広場で相談して、全く同じに戻す必要はないのだと思い直すことができました。
むしろ、今までの独学の欠点として、量はそれなりにやっているが成果が出てない、というのがありました。
あれだけやったけど、仕事に還元できたとか、資格に受かったとかがなかったのです。
これからは目に見える成果を出すことを目的に、独学を組み立て直したいと思っています。
その経過はこのブログや独学広場に書いていくつもりです。
あわてずゆっくり、やれるところから、改めて頑張ります!
推し建築紹介 -フランク・ロイド・ライト編-
技術ブログにしようと思って作ったのになぜか推し建築紹介をすることに。
マトモに記事を書くのは初めてですが、良ければ見ていってください。
さて、フランク・ロイド・ライトとはアメリカの建築家です。
大正時代に来日し、設計した建築物のいくつかが日本に現存しています。
この記事では現存している中で一般公開されている建築物について紹介します。
もしご興味を惹かれて行けそうな距離なら、是非ご自身でその美しさを体感されることをお勧めします。
■旧帝国ホテル ライト館
愛知県犬山市にある博物館明治村で公開されています。名古屋駅からバス1本で行くことができます。
行って見てきてください。で終了なのですが、現実的に難しいと思うので素敵な解説ブログをご紹介させていただきます。
いかがでしょうか?
正面写真をみると、まず複雑な形をした外観に目がいくと思います。
レンガづくりで洋風なんだけど、なんだかアンコールワットとかみたいなオリエンタルな感じ。
近づいてみると、壁も柱も細かな意匠が凝らされています。
他でみたことがない、立体的で幾何学的な細工。
レンガもひとつひとつにラインが刻まれていて、さわるとデコボコしています。
中に入ると、外観を裏切らない。
同様の意匠がどこまで入ってもつづきます。
さらに、おいてある椅子や机まで同じような幾何学的な形をしている。
どこをどう歩いても、近づいても遠ざかってもその不思議な世界観を感じ取ることができてふおぉぉぉとなります。(語彙)
明治村に行くと、中が喫茶室になっているのでこの素敵な空間でお茶をすることもできます。思い出すだけでドキドキする……。
少しは行きたくなってきましたでしょうか?
そんな方のためにこちらの記事をご紹介します。
マジ高クオリティ。やばい。マジやばい。
明治村で見た玄関部分だけでも感動したけど、現存しない部分も一緒に見たときの重厚感たるや!!! 威風堂々!!!!!
さりげなく日本庭園風のお庭もあるところがにくい!
そして内部! 完全再現! ほんもん知らんけど多分そう! もう、まるで本当に中に入ったよう……!
ロビー、レストラン、客室、……細部の細部まで意匠が凝らされている……あんなに細かいのにごちゃごちゃしてなくて統一感がある……神……。
ちなみに、この動画に出てくる特徴的な形をした椅子。これを覚えておいてください。
ところで、ライト館は明治村の数ある建造物の中でもよくPRに使われているのですが、建てられたのは大正です。
明治には影も形もなかった……。
■自由学園 明日館
東京都豊島区に現存しています。最寄り駅は池袋駅および目白駅です。
行って見てきてください。で終わりなのですが現実的に難しいと思うので頑張ってご紹介させていただきます。
こちらは、大正時代に創立された女学校の校舎として建てられました。
ライトはもともと旧帝国ホテルの設計のために来日していたのですが、同時期にこちらの設計にもかかわっています。
こちらは、旧帝国ホテルよりは装飾はあっさりしているのですが、幾何学的な意匠には通ずるものがあります。
正面から見たときに左右対称になっている外観もそうですし、先ほどご紹介したCGの中に出てきた特徴的な形をした椅子、あれと同じものがここの喫茶室にもあります。
そして、この建物で一番特徴的なのは中央ホールの窓です。
天井から引かれたラインと窓のラインが幾何学模様を描き、ほぇぇぇとなります。(語彙)
ここは最近、相棒のオープニングにも使われていました。
こちらは一般公開されていますが、催し物(ここの講堂で柳家喬太郎さんの落語を見たこともあったなぁ)やウェディングにも使用されているので見学不可の日もあります。
前出のサイトで見学可能な日を確認してから行かれることをお勧めします。
また、駅からの道のりが入り組んでいるので地図もしっかりご確認ください。
■ヨドコウ迎賓館
兵庫県芦屋市に現存しています。最寄り駅は芦屋川駅および芦屋駅です。
行って見てきてください。と言いたいところですが私もまだ行ってません。行きたい……!!!(歯ぎしり)
行ってないのでこちらも別の方が書かれた記事を紹介します。
こちらも、旧帝国ホテルの設計で来日していた期間に設計されたようです。
もう写真を見るだけで同じ人が作ってる……! ってわかりますね。
細かく加工した柱、天井に引かれたライン、幾何学的な形をした家具、……まんまです。
今、和室の写真を見て思ったのですが、天井や窓などに入ったラインと、畳やふすまの縁のラインってなんだか似ていますね。なんか関係あるのかな。実際に和室を見に行きたいな。くっそぅまじ行きたいな……!!!!(歯ぎしり)
さて、ここまで調べながら書いていて改めて思ったこと。
これ現実に作り上げたのすげぇ。
写真で見ていただいてわかるとおり、床から屋根の先っぽまで細かな意匠が凝らされています。外装、内装、家具まで一貫した世界観が感じ取れます。
こんなのお金も時間もかかるに決まってる。
実際、旧帝国ホテル設計のため来日したライトですが、費用と工期オーバーで怒られて帰国するハメになっています。(確か、旧帝国ホテルも明日館も完成した姿を見ていません。多分、ヨドコウ迎賓館も)
それでもちゃんと完成して今まで現存するのはなぜか?
あとを引き継いだ人がいるからです。
ご紹介した建物すべてを弟子の遠藤新が完成させています。
すごくないですか。
私もものづくりの世界のはしっこに生息しているので、費用や工期のプレッシャーや残酷さが少しはわかります。
「そんな細かいことどうでもいい」とか「それ時間かける意味ある?」とか言われちゃうんです。
自分自身も締め切り前の残業続きに疲れて「もういいかな……」って気持ちになっちゃうんです。
それを跳ねのけて完成までこぎつけたなんて。
どれだけの信念で仕事をしていたんだろう。
費用や工期に間に合わせるのがプロ! というのもその通りなのですが、純粋なものづくりとして細部まで完成度にこだわることも捨てられないです。
話がそれましたが、こんな素敵な建物を考え出してくれたことに感謝を。
作り上げてくれたことに感謝を。
そして、それを残して人の目に触れる機会を与えてくれていることに感謝を。
以上、ここまで読んで下さりありがとうございました。
建築は実際に目で見て(許可されているところは)触って空気を体感できるのが一番の魅力だと思います。
今回ご紹介したものに関わらず、お近くに気になる場所があれば足を運ばれるのが一番楽しいです。
(地域のHPを見ると観光名所として古い建物が載っていたりします)
ぜひ皆様も素敵な建築ライフを……!